屋久島町庁舎
竣工年 : | 2019年 |
建築設計 : | アルセッド建築研究所 |
構造設計 : | ホルツストラ一級建築士事務所, |
坂田涼太郎構造設計事務所 | |
構造 : | 木造 |
階数 : | 地上2階建 |
延床面積 : | 3,629㎡ |
掲載誌 : | 新建築2019年10月号, |
建築技術2019年9月号 | |
受賞 : | 木材利用優良施設表彰 内閣総理大臣賞, |
第23回 木材活用コンクールSDGs賞及び木質開拓賞, | |
ウッドデザイン賞2019 優秀賞(林野庁長官賞), | |
建築九州賞 作品賞(一般建築部門) |
庁舎は,中央の中庭を囲んで,フォーラム棟,窓口棟,事務棟,議会棟,機械棟から構成される。いずれの棟も,屋久島特有の強い風雨に対して配慮するため,瓦を用いた切妻屋根や,最大一間ほど跳ね出した深い軒が外観上の特徴である。各棟とも切妻屋根で統一されているが,内部は対照的に全く異なる架構によって構成されており,多様な空間となっている。構造用木材に屋久島の地杉を使うことは,大径材や長尺材の確保が難しいことから、断面120×120~240、長さ4mまでの材を中心に利用する架構計画とした。










撮影:浅田美浩