道の駅あいづ 湯川・会津坂下
竣工年 : | 2014年 |
所在地 : | 福島県河沼郡会津坂下町 |
建築設計 : | アルセッド建築研究所 |
構造設計 : | ホルツストラ一級建築士事務所, |
坂田涼太郎構造設計事務所 | |
構造 : | 木造 |
階数 : | 地上1階建 |
延床面積 : | 1,934㎡ |
掲載誌 : | 日経アーキテクチュア2015 1-25, |
新建築2014年11月号, | |
建築技術2015年1月号 | |
受賞 : | 第19回 木材活用コンクール第一部門賞, |
第12回木の建築賞 木とのふれあい建築賞 |
地域振興施設、交流促進施設、道路情報提供施設の3棟から構成された道の駅である。全て一般に流通する福島県のスギ製材を用いている。
多雪地域に建つことを考慮した切妻型の建物であり、この形状に対して樹状構造案が森のようなシンボリックな空間を表現する架構として採用されることとなった。樹状のメリットは枝によって均等に屋根を支持することができるため、積雪に対して有効であることである。この樹状形式に3ヒンジトラスアーチを組み込むことで、鉛直・水平方向に対する架構を成立させている。矩形の製材断面と無理なく取り合うために、枝材は幹材に対し同一面での接合となるようにしている。







撮影:浅田美浩